研究概要

研究概要

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  1. 研究目的

    ユーザが発した抽象的なセンシング要求を解釈し、その要求を充たすセンシングデータを保有するセンサ群を発見し、それらセンサ群から取得したセンシングデータを、他のシステムが発する有益情報と共にネットワーク内でマッシュアップして、ユーザ端末に実時間表示可能とする広域センサネットワーク構築技術を確立します。センサネットワーク自体には、各センサノードが周囲の状況とユーザが発した要求を勘案し、動的に自らの役割を変更して所望のセンシングデータを積極的に取得するように自律動作する環境適応能力を実現します。

  2. 研究開発の概要

    下記2つの技術開発と、それらを統合して災害現場監視システムを構築します。(右図参照)
    (1)デマンド・アドレッサブル・ネットワーク: ユーザ要求を適切なセンサ群に伝え、それらから取得した必要十分なセンシングデータを、他の有益情報と統合してユーザに提示する技術
    (2)環境適応型無線センサネットワーク: 環境変化およびユーザ要求に従って、役割を動的に変更可能なセンサノードから成る無線センサネットワーク

  3. 期待される研究成果および社会的意義

    本研究は、ユーザが要求したデータをセンサノード自身の振る舞いを動的に変更して、知りたい環境情報を積極的に取りに行くことを可能とします。単に取得データを垂れ流している従来のセンサネットワークのデータ収集法とは全く逆の発想であり、センシングデータの量が膨大となる大規模センサネットワークにおいて、効率的に所望データを取得できます。